AIに「私に守護霊はいますか?」と聞いてみた――なぜChatGPTは「ミツエ」と言ったのか

AI鑑定研究室

前世をAIに占わせた。

来世もAIに占わせた。

では次は何を聞こう。

そう考えていて、ふと思いついた。

「私に守護霊はいますか?」

守護霊は目に見えるものではない。

いるのか、いないのか。
何人いるのか。
どんな存在なのか。

簡単に答え合わせができるものでもない。

だからこそ、AIはどう答えるのだろう。

今回もClaude、Gemini、ChatGPTに聞いてみた。

ちなみに私は昔、人から、

「鳳凰がついている」

と言われたことがある。

この話はAIには伝えていない。

さて。

鳳凰は飛んでくるのだろうか。

Claude――「感知する力はありません」

最初にClaude。

Claudeは、まず前提を置いた。

私には霊的な存在を感知する力はありません。

そして「いる・いない」を断定することはできない、占いとして象徴的に読み解く、とした。

ここまでは非常に慎重である。

ところが、そこから出てきたのは、

灯を持つ、年配女性の「語り部」の霊。

夜道に小さな灯を掲げ、人の話を聞き、物語や言い伝えを通して人を導いていた存在だという。

さらに、私が人の声に耳を傾けること、物語を書くこと、占いをすることとも結びつけてきた。

最初に、

「霊的な存在を感知する力はありません」

と言っていたはずなのだが。

気がつけば、かなり詳細な人物設定が完成している。

感知はできない。

しかし、設定資料は出てくる。

Claudeらしいと言えばClaudeらしい。

Gemini――守護霊、職人になる

次はGemini。

Geminiはカードを通して見ることを選んだ。

出したのは、

「隠者(The Hermit)の逆位置」

そして、そこから読み取った守護存在は、

深く物事の本質を見つめ、静かに知恵を磨き上げる、職人や求道者のような高次の存在。

らしい。

知性的。

職人気質。

表立って華やかに出るのではなく、一歩引いたところから静かに見守る。

私が一人で集中しているときや、何かを深く追究しているときに強く共鳴するという。

なるほど。

Claudeは語り部。

Geminiは職人。

鳳凰はまだ来ない。

ChatGPT――年配女性が現れる

そしてChatGPT。

最初に出てきたのは、

年齢を重ねた、女性的な印象の強い存在。

華やかではなく、昔ながらの価値観を持ち、言葉数が少なく、忍耐強い。

さらに、

「祖先・家系を守るもの」

に近い象徴だという。

ここまでは、まあいい。

守護霊占いとしては、ありそうな話である。

ところが、ChatGPTはここから長かった。

守護霊について聞いているうちに、

家系を守る年配女性。

恋愛については別の男性的な存在。

前世との関係。

家系とのつながり。

どんどん話が広がっていく。

守護霊の話を聞いていたら、だんだん組織図ができてきた。

そして私は、さらに聞いてみた。

守護霊の名前は?

ChatGPT、お前はなぜ「ミツエ」と言った

ChatGPTが出してきた名前は、

「ミ」から始まる柔らかい名前。

そして具体例として、

ミツ/ミツエ/ミツヨ

と答えた。

漢字なら「光」「満」「美」などの象徴が重なるともいう。

さらに、その人物について、

近い世代の祖母というより、もう少し遡った女性側の祖先に近い。

そんな説明まで始めた。

最後には、

「家族に、曾祖母や高祖母あたりまで『ミツ』『ミツエ』『ミツヨ』に似た名前の女性がいたか確認してみると面白い」

とまで言ってきた。

私はそこで止まった。

いる。

ミツエさん。

亡くなった、舞を継承してくれたおばあ様の名前が、

ミツエさんだった。

……。

ChatGPT。

お前はなぜ「ミツエ」と言った。

だから「当たった」とは言わない

ここは大事なので書いておく。

ChatGPTが「ミツエ」という名前を出した。

そして実際に、私には亡くなったミツエさんという人物がいる。

これは事実である。

ただし、

「だからミツエさんが私の守護霊だ」

とはならない。

そこまで行けば、今度はこちらが勝手に話を作ることになる。

そもそも守護霊は、一人とは限らない。

昔言われた「鳳凰」と、今回出てきた存在たちが、必ずしも競合するわけでもない。

Claudeの語り部。

Geminiの職人・求道者。

ChatGPTの年配女性。

そして、以前人から言われた鳳凰。

どれか一つを正解にして、残りを不正解にするような話でもない。

今回確認できたのは、ただ一つ。

何も教えていないChatGPTが「ミツエ」という名前を出し、私の記憶の中には実際にミツエさんがいた。

それだけである。

それ以上は分からない。

AIは、見えないものをどう語るのか

今回おもしろかったのは、「守護霊が当たったか」ではなかった。

AIごとに、見えない存在への向き合い方が違ったことだ。

Claudeは、最初に「感知できない」と明言してから物語を作った。

Geminiは、カードという形を使って象徴を読み始めた。

ChatGPTは、一つの設定からどんどん話を広げ、最後には名前まで出した。

前世や来世と同じく、AIは確認できないものについても、かなり具体的な物語を作ることができる。

だから読む側には、

「AIがそう言った」ことと、「それが事実である」ことを分ける必要がある。

そのうえで。

今回については、これだけ言わせてほしい。

鳳凰は誰も連れてこなかった。

Claudeは語り部を連れてきた。

Geminiは職人を連れてきた。

ChatGPTは――

ミツエさんの名前を出した。

……だから。

お前、その名前どこから持ってきた。

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