占いをしていれば、いつも良い結果が出るわけではありません。
恋愛なら、相手の気持ちが離れている。
復縁の可能性が低い。
待っていても、望んでいるような未来には進まない。
家族や友人との関係でも、修復には時間がかかることや、今までと同じ関係には戻れないことがあります。
そんな結果が出たとき。
私は、いきなり結果だけを突きつけることはしません。
一度、ワンクッション置きます。
悪い結果だからこそ、伝える前にひと呼吸
たとえば、家族や友人との関係であれば、
「近しい関係だけに、難しいかもしれませんが――」
と、お話しします。
近しい人との関係ほど、簡単に割り切れるものではありません。
恋愛であれば、
「なかなか気持ちの整理はつかないと思いますが――」
と、まずお伝えします。
好きだった人を、今日から好きではなくなる。
そんなふうに、人の心は簡単には動きません。
だから私は、今ある気持ちを否定するところから始めたくはないのです。
好きなまま、次を見てもいい
恋愛で悪い結果が出たとき、
「諦めてください」
「忘れたほうがいいです」
それだけで終わらせる必要はないと思っています。
私は、
「なかなか気持ちの整理はつかないと思いますが、心はそのままに、ほかの方を見てみるのもよいでしょう」
とお話しすることがあります。
忘れなくてもいい。
まだ好きでもいい。
その人を想いながら、ほかの人を見たっていい。
二つ見てもいいんです。
そうしているうちに、何か楽しいことが見つかるかもしれない。
新しい人との出会いがあるかもしれない。
そして、そのときになって初めて、自分がこれからどうしたいのかが見えてくることもあります。
今すぐ答えをひとつに決める必要はありません。
現在(いま)を否定しない
占いで悪い結果が出たからといって、それまでの気持ちや時間まで否定する必要はありません。
「この恋は難しいから、好きだったことも忘れましょう」
「この関係はうまくいかないから、今までのことにも意味はありません」
私は、そういう話にはしたくありません。
今は今のままでいい。
そのうえで、
ここから先、どうすれば少し楽しく生きられるだろう。
私は、その道を一緒に探します。
占いの結果そのものを、都合よく良いものに変えるわけではありません。
悪いものが出ているなら、それはそれとしてお伝えします。
ただし、悪い結果は、
「あなたの未来はここで終わりです」
という意味ではありません。
悪い結果の先にも、道はある
占い師の仕事は、良い結果だけを伝えることではありません。
だからといって、悪い結果をそのまま投げつければいいとも思いません。
目の前にいる人には、今の生活があります。
好きな人がいて、家族がいて、友人がいて、それまで積み重ねてきた時間があります。
それを否定せずに、結果を伝える。
そして、その先へ進む方法を提示する。
今の気持ちを抱えたままでも構いません。
別の方向を見てもいい。
二つを見てもいい。
楽しいことを探してもいい。
占いで悪い結果が出たとき、私が大切にしているのは、
現在(いま)を否定しないで、未来に進む方法を提示すること。
悪い結果が出たからといって、未来まで悪いと決まったわけではないのです。

