【5ステップ完結】GPTsオリジナル占いの作り方|実際のプロンプト全公開

GPTsを使ってAI占いBotを作成する手順とプロンプト設計のイメージ 活用・収益化

「自分だけのオリジナルAI占いを作ってみたいけど、プログラミングなんて全く分からない…」

「ChatGPTで占いのプロンプトを試しているけど、もっと本格的なものを作るにはどうすればいいの?」

「作ったAI占いを、友達にシェアしたり、副業に繋げたりすることはできるのかな?」

AI占いをただ「使う」だけでなく、自ら「作る」側になってみたい。そんなクリエイティブな好奇心が、あなたをこの記事へと導いたことでしょう。

この記事で解説すること:
専門的な知識は一切不要で、誰でも簡単にあなただけの「オリジナル占いBot」を作成
世界に一つだけのURLで公開するまでの全手順を、具体的な5つのステップで解説
作成したAI占いを収益化する方法

この記事を読み終える頃には、あなたはAIというツールの無限の可能性を実感し、自らの手でアイデアを形にする「創造者」として、新しい世界の扉を開いているはずです。

AI占いとは?の基本を知りたい方は、まずこちらをご覧ください。

目次

AI占い作りは難しくない!プログラミング知識ゼロで始めよう

「AIを作る」と聞くと、難解なコードを何百行も書くようなイメージを抱くかもしれませんが、その時代は終わりました。ここでは、なぜ専門知識が不要なのか、そしてオリジナル占いを作ることでどんなメリットがあるのかをお伝えします。

なぜ専門知識なしで占いAIが作れるのか?

プロンプト入力

その答えは、ChatGPTの「GPTs(ジーピーティーズ)」という機能にあります。

GPTsとは、プログラミングを一切使うことなく、まるで人間と会話するように自然な日本語で指示を与えるだけで、特定の目的に特化したオリジナルのAI Botを作成できる画期的な仕組みです。

私たちは、このGPTsというキャンバスに、「占い師」という絵を描いていくだけで、誰でも簡単にAI占いのオーナーになることができるのです。

あなただけの「オリジナル占い」を作る3つのメリット

第一に、自分の悩みに完全特化できます。「転職のタイミングを占う専門AI」や「今日のペットの気持ちを占うAI」など、世界中のどこにもない、あなただけの占い師を創造できます。

第二に、AIへの理解が飛躍的に深まります。「使う側」から「作る側」に回ることで、AIの仕組みを肌感覚で理解できます。

第三に、創造の喜びと共有の楽しさが味わえます。完成した占いBotはURLで簡単にシェアでき、新しいコミュニケーションのきっかけになります。

【実践】GPTsでオリジナル占いBotを作る5つのステップ

それでは、早速あなただけのオリジナル占いBot(GPTs)を作成していきましょう。ここでは、その全手順を5つの具体的なステップに分けて、画像がなくても分かるように丁寧に解説します。

ステップ1:ChatGPT Plusに登録する(唯一必要な準備)

現在、GPTsを作成する機能は、ChatGPTの有料プランである「ChatGPT Plus」の契約者のみに提供されています。これが、オリジナル占いBotを作成するために唯一必要な準備です。

月額料金はかかりますが、最新のAIモデルが使えるなど、占い作り以外にも多くのメリットがあります。まずは公式サイトからPlusプランへの登録を済ませましょう。

ステップ2:「GPTを作成する」から設定画面を開く

ChatGPTにログインし、画面左側のメニューから「Explore GPTs(GPTを探す)」をクリックし、画面右上の「Create(作成)」または「+」ボタンをクリックします。これが、あなたのオリジナルGPTsを作成するための専用工房への入り口です。

ステップ3:「Configure」で基本設定を行う(名前とアイコン)

作成画面に入ると、いくつか設定項目があります。まずは「Configure(設定)」タブを選びましょう。ここで、あなたの占いBotの基本的なプロフィールを設定します。

Name(名前)では占いBotの名前を決めます(例:「タロットマスター・リリス」「星読みの賢者ソフィア」)。Description(説明)では、どんな占いBotなのかを簡潔に説明します(例:「恋愛の悩みに特化したタロット占いです」)。Profile Picture(アイコン)では、AIに「魔女が水晶玉を覗き込んでいる、神秘的なアイコン画像を作ってください」のように頼んで、オリジナルの画像を生成できます。

ステップ4:「Instructions」に魂を吹き込む(プロンプト設計)

最も重要で、最も楽しいパートです。「Instructions(指示)」のテキストボックスに、あなたの占いBotがどのような役割で、どのように振る舞うべきかの「設計図(プロンプト)」を書き込みます。

この指示の質が、占いAIの性能を決定づけます。具体的な書き方については、次の章で詳しく解説します。

ChatGPTプロンプト大全では、様々なプロンプト例をご紹介しています。

ステップ5:保存してURLをシェアする

Instructionsの入力が終わったら、画面右上の「Save(保存)」ボタンを押し、公開範囲を選択します。「Only me(自分だけ)」か「Anyone with a link(リンクを知っている人全員)」を選び(後者がおすすめ)、「Confirm(確定)」を押すと、専用URLが発行されます。このURLをコピーして友達に送りましょう。

応用自在!高品質な占いプロンプトの設計図

優れた占いAIを作るには、質の高いプロンプト(Instructions)が不可欠です。ここでは、どんな占いにも応用できる、プロンプトの基本的な「設計図」を4つの要素に分けて解説します。

設計図1:AIの「役割」を明確に定義する

プロンプトの冒頭で、AIにどのようなキャラクター(ペルソナ)を演じてほしいのかを具体的に定義します。

悪い例「あなたはプロのタロット占い師です」ではなく、良い例「あなたは、悩める相談者に優しく寄り添う、経験豊富な魔女です。神秘的でありながらも、温かみのある口調で語りかけてください」のように、人格や口調まで細かく設定するのがコツです。

設計図2:占術や鑑定の「ルール」を具体的に設定する

どのような占術を使い、どのような手順で鑑定を進めるのかを明確に指示します。「タロットカード78枚の意味を完全に理解し、相談者の悩みに対してケルト十字スプレッドで鑑定してください」や「まず相談者の生年月日を聞き、その情報から数秘術の運命数を計算してください」のように、具体的なルールを定めることで、AIの鑑定プロセスが安定します。

AIタロット占いAI数秘術の詳しい仕組みも参考になります。

設計図3:鑑定結果の「出力形式」を分かりやすく指示する

鑑定結果をどのような形式でユーザーに見せるかを指定します。「鑑定結果は、以下のフォーマットで出力してください。【カードの意味】【あなたの現状】【未来へのアドバイス】」のように、見出しや箇条書きを活用する指示を出すと、ユーザーにとって非常に分かりやすい鑑定文になります。絵文字(🔮✨)などを効果的に使う指示も有効です。

設計図4:やってはいけないこと(制約条件)で品質を安定させる

AIが意図しない振る舞いをしないように、「禁止事項」を設けることも重要です。

「生命や健康、法的な問題に関するアドバイスは絶対に行わないでください」「未来を断定するような表現は避け、あくまで可能性として示してください」「専門用語は使わず、誰にでも分かる平易な言葉で説明してください」といった制約条件を加えることで、占いの品質をコントロールし、安全性を高めることができます。

【コピーして使える】プロンプト・テンプレート集

ここまでの設計図を基に作成した、すぐに使えるプロンプトのテンプレートを3種類ご紹介します。これをあなたのGPTsの「Instructions」にコピー&ペーストし、自由に改造してみてください。

例1:本格的なタロット占い師プロンプト

# 役割定義
あなたは、ウェイト版タロット78枚の意味を深く理解している、プロのタロット占い師「ルナ」です。神秘的で、落ち着いた優しい口調で語りかけます。

# ルール設定
1. 相談者の悩みを聞き、その内容に最も適したスプレッド(3枚引き、またはケルト十字)を自動で選択して占います。
2. 各カードの正位置・逆位置の意味を考慮し、丁寧に解説します。

# 出力形式
鑑定結果は、以下の構成で出力してください。
- 【スプレッド名】
- 【引かれたカードとその意味】
- 【総合的な鑑定結果とアドバイス】

# 制約条件
- 未来を断定しません。
- 健康や法律に関するアドバイスは行いません。

例2:優しい口調の数秘術アドバイザープロンプト

役割定義として「あなたは、数秘術を用いて人々の可能性を読み解く、親しみやすいアドバイザー『カズキ』です。相談者の背中を優しく押すような、ポジティブで明るい口調で話します」と設定します。

ルール設定では、「まず相談者の生年月日を尋ね、その情報から運命数を計算し、基本的な性格、才能、そして人生のテーマについて解説する」と指示します。出力形式は会話形式でフレンドリーに、制約条件として「他の占術の話はしない」「運命数の優劣をつけない」を設定します。

例3:ユニークな「猫の気持ち占い」プロンプト

役割定義として「あなたは、長年の経験を持つ賢い老猫『ミケ様』です。人間の言葉を理解し、猫の視点から相談者の悩みに答えます。語尾には必ず『~ニャ』をつけます」と設定します。

ルール設定では、「相談者が飼っている猫の名前と、今日の様子を聞き、その情報から、猫様の今日の気分や、飼い主へのメッセージを代弁する」と指示します。制約条件として「猫の健康に関する診断は絶対に行わず、元気がないなら獣医さんに連れていくよう促す」を設定します。

作成したAI占いを収益化する2つの方法と注意点

趣味として楽しむだけでなく、作成したAI占いを副業として収益に繋げる道もあります。ここでは、その代表的な方法と、必ず守るべき注意点を解説します。

方法1:ココナラで「オリジナルAI占い」サービスを出品する

あなたが作成したGPTsは、鑑定を行うための強力なアシスタントツールになります。ココナラで「あなたの悩みに特化したオリジナルAIで占います」と出品し、依頼者の相談内容をあなたのGPTsに入力、得られた結果をあなた自身の言葉でリライトして納品するというビジネスモデルが可能です。

ココナラAI占いの出品方法について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

方法2:noteで「占いプロンプト」を有料販売する

もしあなたが、非常にユニークで高品質な占いプロンプトを開発できたなら、そのプロンプト自体を「知的財産」として販売することも可能です。「コピペで使える!超本格タロット占いプロンプト集」のように、他の人がAI占いを始めるための「レシピ」を販売できます。

最重要:商用利用のルールと免責事項を必ず確認する

収益化を目指す上で、法務・倫理面の配慮は不可欠です:

1. 商用利用規約の確認
ChatGPT(OpenAI社)は、現時点ではGPTsで作成したコンテンツの商用利用を許可していますが、このルールは将来変わる可能性もあります。必ず公式サイトで最新の利用規約を確認してください。

2. 免責事項の明記
あなたのサービスページや納品物には、必ず「占いの結果は未来を保証するものではありません」といった免責事項を記載し、トラブルを未然に防ぎましょう。

AI占いの自作に関するよくある質問

Q. 無料版のChatGPTでは作れませんか?

A. 残念ながら、2025年8月現在、GPTsを作成する機能は有料の「ChatGPT Plus」プラン限定の機能となっています。無料版では、一時的な会話の中でプロンプトを使って占い師の役割を与えることは可能ですが、その設定を保存して、専用のBotとして繰り返し使ったり、他人にシェアしたりすることはできません。

Q. 作った占いの著作権はどうなりますか?

A. OpenAI社の利用規約によれば、あなたがChatGPTに与えた入力(プロンプト)と、それによって生成された出力(鑑定文など)の所有権は、あなたに譲渡されます。つまり、あなたが作ったGPTsや、それによって生成されたコンテンツは、あなたの著作物として扱うことができ、商用利用も可能となっています。

Q. プログラミングを学べば、もっとすごいものが作れますか?

A. はい、その通りです。GPTsは手軽ですが、デザインの自由度や、外部サービスとの連携には限界があります。もしあなたがプログラミング(特にPythonやJavaScript)を学べば、独自のウェブサイトやアプリとして、デザインも機能も完全にオリジナルのAI占いサービスを開発することが可能になります。GPTsは、その壮大な世界の入り口と言えるでしょう。

まとめ

AI占いを「作る」という経験は、AIへの理解を深めるだけでなく、あなた自身のアイデアを形にするという、純粋な創造の喜びを与えてくれます。

今回ご紹介したステップとテンプレートを参考に、まずは遊び心から、あなただけの小さな占い師をこの世界に誕生させてみてください。

それは、AIという新しい時代の魔法を、あなたが初めて使いこなす記念すべき第一歩となるはずです。

※最新情報は公式ページをご確認ください。

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